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北杜市は太陽光発電パネルでいっぱい、元祖は市が誘致した北杜サイトという大規模太陽光発電施設、でも将来は電気の自給自足

北杜市は全国でも有数の日照時間を誇る場所で
北杜市明野町は日本一日照時間が長いところだそうです。

日照時間が長いので、太陽光発電の効率がいいことがまず一つ
気温がそれほど高くならないことも、太陽光発電に有利な点です
太陽光発電パネルは気温が30度超すようになると、極端に発電効率が落ちるのです
その点、30度を超す日がそれほど多くない北杜市は、太陽光発電に有利な点の2点めです

そして、地価が高くない

そんなことで、北杜市には現在でも事業用の太陽光発電がかなりの数あります
ちょっと車で走ると、林や森だったところの木を伐採され、太陽光発電がかなりの数設置されています
それもかなりの規模のものが多いですね

太陽光発電の許可だけ申請して着工していないものが半分

ご存知のように、太陽光発電の東京電力側の買取価格はどんどん下がっていっているのですが
買取価格が42円とかのときに、許可だけとって、東京電力と契約してあってもまだ着工していないものが
まだ今作られている太陽光発電の倍くらいあるといわれています。

毎日見ているこちらとしては
え!今でもおおいのに?とびっくりするくらい、太陽光発電が今でのあるのですが
この倍できたらどうなってしまうのでしょうか?

もちろん、エコなエネルギーとしての太陽光発電を否定しているわけでなないのです
原子力発電に比べたら、まったく安全な太陽光発電はすばらしいと思います
これからもっともっとエコな発電方法が開発されていくとは思いますが
風力発電や地熱発電よりも現状低価格で設置できるわけですから、とてもいいと思います

高い買取価格さえ契約できれば銀行はどんどん融資してくれた

そうはいっても、太陽光発電パネルだらけというのもイマイチかなあとか思います
今くらいならまだ、いいか?と思いますが

これだけ急激に太陽光発電が普及してきた原因の一つが
国が率先して買取価格を決めて普及せさてきたということがあります。
そして銀行も、景気に左右されない確実なビジネスとしての太陽光発電ビジネスには
お金をどんどん融資してきたという背景もあります。

銀行としても、融資したお金の返済が、太陽がしてくれて
東京電力などの電力会社が確実に発電した電力のお金を振り込んでくれるのですから
これほど確実なビジネスはなく、銀行としてもほとんどリスクのない融資になるのです。

山梨県がやっと規制しはじめたので北杜市も困っているのか?

いままで野放しで作られてきた太陽光発電ですが
山梨県としても黙っていられなく、山梨県内の市役所に、住民とのトラブルにならないように
などの通達をだしてきたらしいのです

そのため、すでにできている太陽光発電事業者に北杜市の市役所の職員が
近所にも納得してもらい発電事業をするように言ってまわっていると聞きましたが
すでに作られている太陽光発電所にいまさら忠告してもとも思います

北杜市が率先して北杜サイトという実験サイトを誘致している

NTT関連の会社が行う大規模太陽光発電の北杜サイトというのが中央道長坂インターから甲府よりにあります。
いろんなメーカーのパネルの比較実験をするための実験サイトなのですが、実際に発電もしています。

このサイト、実験が終わると北杜市のものになると聞いています。
このように北杜市が率先して太陽光発電ビジネスを推進しているわけですから
いまさら太陽光発電を北杜市内で規制するというのも難しいのかなあ?と思います。

遊休地を活かして、エコな発電をする太陽光発電
問題がないわけではないですが、それでもエコで安全
危険な原子力発電にとって変わることができるならすごくいいと思います

現実的には、夜間発電しないのですから、太陽光発電は原子力発電や火力発電に完全にとって変わることはできないのです
ただ、ここまで太陽光発電が増えて、そしてこれ以上増えるってことになると
ちょっとなあとは思います

自宅で完結する太陽光発電、オフグリッド(蓄電池)システム

太陽光発電を売電のみの事業とする場合は遊休地に設置することになり
景観であったり、反射光の問題がおこりやすいですが
自宅の屋根に設置する分には、そのあたりは問題ないと思います

今注目を集め、徐々に普及してきているのが太陽光発電を屋根に乗せてプラス、蓄電池を使用して
昼間太陽光発電あまった電力を蓄電池に貯めておき、夜間発電しない時間に使おうというシステム
現状は蓄電池のコストが高いのでそれほど大きい蓄電池を価格的に付けられないために、
足りない分は、電力会社から電気を買って使うとか、蓄電池に電力会社から購入した電気を蓄電というシステムが多いようです

しかし、電気を節約して、太陽光発電だけの発電電気と蓄電池だけで暮らしているオフグリッドという
電力会社からの電気をまったく使っていないシステムも使われ始めています。
最低限の電気だけを利用して、まったく電力会社に依存しないシステム

当然電気代は0
理想だと思いませんか?

ただ、やはり蓄電池の価格が問題になるようで、あまり大きな蓄電池をつけられないために
まだまだ少しの電気しかつかえません

現在松下電器と電気自動車のテスラが共同したりして、低価格な蓄電池を開発していますので
そう遠くないときに、どの家庭もオフグリッドで電気は自宅で自給自足という時代がくるかもしれません
その前には政治的圧力とかありそうですが?
でも、クリアする問題はたくさんあるにしろ、現状理想のシステムだと思います

遠くない将来、原子力発電も必要ないし、火力も、太陽光発電事業も必要なく
自宅で電力は自給自足という時代がくることを期待しています