祭日で休みだったので穂高のそば処 常念に行ってきた。数ヶ月に1回はいく蕎麦屋さん、20年前くらいから通ってる蕎麦屋です。古民家で営業している常念ですが、昔からの田舎そばみたいな味で、特に冬場はそばおいしいです。最初にサービスでだしてくれる野沢菜の漬物もおいしいです。常念でぜひ食べて欲しいのが、そばがきなのです。
蕎麦がき家庭料理
蕎麦がきはスタンダードな蕎麦屋のメニューの一つで、蕎麦好きの人はみんな知っているものだと私は思っていました。しかし、知らない人がいることを知りました。
蕎麦がきってのは、そば粉を水でこねて、お店に寄りますが、饅頭みたいな団子状にしたもので、それを蕎麦つゆやお醤油と薬味で食べます。餅状の蕎麦っていっていいかもしれません。
蕎麦がきは、お蕎麦屋さんでもメニューにあるところとないところが考えてみればありますね。私は母親が家でたまに蕎麦がきを作ってくれたので、子供の頃から蕎麦がきは食べていました。自宅で蕎麦がきはそば粉をこねて団子状にすればつくれますが、お蕎麦を打つのはかなりハードルが高いですから、典型的な家庭料理じゃないでしょうか。
この、蕎麦がき、いろいろなお店で食べるのですが、おいしいお店があまりおおくないんです。
私が一番そばがきがおいしいと思えるお店が、この常念ともう一件戸隠神社中社のすぐにある、そばの実です。
常念はどちらかというと、家庭の味、そばの実は常念よりきめ細かい感じです、好き好きだと思いますがどっちもとても美味しいです。
もりそばは2枚でてきます
常念もそうですし、昔からの信州の松本や穂高の中信地区のお蕎麦屋さんは、もりそばとかざるそばは通常2枚重ねででてきます。今はそうじゃないお店もおおいですが、昔は2枚でした。
情念ももりそばは普通が2枚です。3枚にもできます。
今日は、うちのと行ったので、蕎麦がき+もりそば3枚でもりそばは私が2枚、うちのが1枚、蕎麦がきは二人で食べましたが、女性だとこのくらいでちょうどのようです。
ここのもりそば、たぶん28蕎麦だと思うのですが、ちょっと太目の麺なのですが、さらっとした感じで何枚でも食べられそうです。でもけっこうお腹いっぱいになりますが。とっても昔からの松本や安曇野の蕎麦という感じです。いまどきの気取ったお蕎麦ではないのですが、古民家の風情とあいまってとってもいいですよ。
他のメニューは天ざる、わさびそばや山菜そばなどが、冷たいお蕎麦と暖かいお蕎麦ともにあります。
おすすめはもちろん、冷たいお蕎麦。
今日のような雪の残る冬場は、水が冷たく澄み切っているので、ことの他お蕎麦がおいしいです。古民家といえ、しっかりと暖房されていて冷たいお蕎麦を食べてもぜんぜん大丈夫なので、ぜひ、蕎麦がきと冷たいお蕎麦を食べてみてください
蕎麦がきはお湯の中に入っているので、多少暖かいです