昨日祭日17:00頃ドル円がどん底に、111円
21時には日銀かなんかが入ったといわれているが、一瞬で113円
今日は113円と112円の間、株価なんか日経平均 15000円割れ
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マイナス金利を導入したらどうして円高で株安になるのかなあ?
マイナス金利の導入は2月16日からの導入予定なのですが、マイナス金利の導入を発表してから円高、株安が止まらない
今日2月9日も日経平均は今年最大の下げ幅
円もドル高にならずに円高になっている
マイナス金利導入は参議院議員通常選挙までの株価対策に見える、物価を上げたいかなあ?
今日のお昼に、マイナス金利導入が決定されて
後場の株価は乱高下、大変なことになってました
マイナス金利とは
マイナス金利というと、銀行にお金を預けると金利をとられるという意味合いに考えがちですが
少し違って、銀行が日本銀行の当座預金にあずけると手数料をとられるということなのです。
ですので、即座に普通の私達が預けている銀行の普通預金から金利を勝手に取られるとはならないと思います。
また、デンマークではマイナス金利を実施して、住宅ローンを借りている人は、金利を支払うのではなく、金利をもらえるという状況があったそうです。
普通預金の金利は、0になるかもしれませんね?
実施は2月16日からと決定されたのですが、それがいつまで続くのかはわかりません。
マイナス金利が導入されると、銀行は日本銀行にあずけておくと、お金がどんどん目減りするわけですから、そのお金を融資に回せということを期待してですが、どうでしょう?
銀行が株を買うとか投資に回すってこともありますね。
基本的には融資に回して、一般企業の設備投資を増やして、お金を社会にたくさん回して物を買ってもらって、供給よりも需要を多くして、景気を良くして物価を上げる。
また、銀行の金利も下がることは確かですから、銀行に預けておくよりも積極的に投資をしようとして、株式を買ったりする人が増えると、株も人気になって、株価が上がるというものです。
7月にある参議院議員選挙対策か?
選挙のある年は、選挙まで株価が上がるといわれていますし、実際にそういうことが多くあります。
去年9月に株価が下落して、少し戻したところで今年の1月から株が下落しました。
日銀や年金が市場に介入したと言われますが、その効果は一時的だったと思います。
年金が投資で消えたともいわれている今、今以上の株式市場への介入は難しいと判断したのでしょうか?
そして参議院議員選挙までは株価を上げて景気をよくしておかないと、今の与党の自民党への投票が減ってしまいますから、日本ではいままで例がないマイナス金利を取り入れたのではないかと考えることもできます。
来年4月の消費税10%にするためにも必要なのかも
来年の4月に消費税を10%に値上げすることになっていますが、株価が不安定なので反対意見もでていると報道されています。
そこで、マイナス金利を導入することで半強制的に株価を上げておいて、ほら景気はいいでしょと言って消費税を上げるという見方もできます。
法人税は下がってきていて、今税収の一番は消費税、この消費税が8%から10%に上がったら簡単に国の税収は多くなります。食品などへの軽減税率の話し合いをされていますから、導入するためにマイナス金利という見方もできます。
マイナス金利で本当に一般市民の景気がよくなるか?
マイナス金利の導入で本当に一般市民の景気がよくなったことを実感できれば、もちろん自民党に投票する人が増えるでしょう。
問題は企業の利益が上がったから景気がいいとか、株価が上がったから景気がいいというのは、一部の人の話で、一般市民にとっては物価が上がったりすると、いままで100円の大根が150円になるわけで、生活が苦しくなると思うのです。
企業にお金が融資されてきたからといって、それを企業が設備投資に使うとは限らず、投資にお金を回す可能性もおおいのです。
実際上場企業といえども、投資や為替からの利益のほうが本業で稼ぐ利益よりもおおい会社がおおく、企業にお金がまわったから給料が上がるとは限らないのです。
なにか否定的なことばかり書いてしまいましたが
マイナス金利実施で、日本の景気がよくなり、みんなお金を心配をしなくても生きていけて、より幸せになるならもちろんすばらしいことです。
さあどうなるのか?慎重に見ていきましょう。