5年近く前の話なのですが、当時20万キロ以上乗っていたトヨタのマークⅡを買い換えようと思って、知り合いの大富豪に、車買い替えようと思うのですが、なんの車がいいですかね?と相談したことがある。
想像していた答えは、予算いくら?とか、ベンツがいいよ、とか寒い地域だから4WD四駆がいいよっていうような話だと思っていたら、いままでいわれたことがないほど、強く怒られてびっくりしました。
走れる車があるのなら、買い換えちゃ駄目だ
どんな車がいいと思いますか?って聞くやいなや
「まだ今のくるま走るんだろ、じゃあ買い換えちゃ駄目だ」
まったく想像していなかった答えでした。
それもすごく強い口調で言われたので、反論も質問もできずに
「はい」と答えただけでした。
大富豪の手前、車を買い変える計画はなくなり、20万キロの車は25万キロまで乗りましたが、
大富豪とあまり会わなくなったこともあり、4万キロのスバルレガシィの中古車に買い換えました。
相続の弁護士料だけで数億円かかるほどの大富豪
大富豪といっても、大したことないんじゃないの?と思われますが、その人のお父さんがなくなったときに、国際弁護士を使って財産整理や相続したのですが、弁護士料だけで数億円かかるといっていました。
マンションを買い換えた時に大富豪の奥さんが、
「マンション新しく買ったのよ」って教えてくれて
どこに買ったんですか?って聞いたら、まあ超一等地の超一流のマンション
いくらですか?って聞いたら
「10億近い物件が◯億円」と教えてくれました
もちろんキャッシュです。
今は怒られた理由が少し分かる気がする
車は走るのなら、買い換えちゃだめだ
と言われた時にその理由はわかりませんでしたし、どうして?と聞くことも唐突過ぎてできませんでした。
でも今なら少しだけ分かる気がします。
車ってけっこう高額なものですから、大きな買い物には違いありません。中古車であってもですね。
車はステータスってこともあるかもしれませんが、本当のお金持ちは、お金はお金を産むと考えます。
だから、たとえ100万の中古車を買うんでも、もちろん壊れて動かなくなったら買い替えはあるのですが、動く車があるなら、修理してよりお金を大切にして、買おうと思った100万円を使って1万円でも生み出すことが大切なのだと思います。
車を買い足すならまた話は違います。
ここがわかりにくいかもしれませんが
車というのは買っても売っても損しかしないシロモノなのです。
もう一人知り合いの大富豪がいるのですが、ジャガーに乗っていてもう古くなって、中古車の売値としても50万円あれば買えるような古いジャガーなのですが、70万円かけて車検を通しました
なで買い換えないんですか?って聞いたら、まだ走るという答えでした。
50万円で買っても、手数料や税金やその後の修理代を考えると、大切に使いつづけたほうが結局はいいということだと思います
物を大切に使うということと、お金は大切に使い、あまったお金でお金を増やし、増やしたお金でまた増やし(複利)そして余ったお金を使うという感じではないかと思います。
本当に大切なことを教わったと思います。
その時は、なんでそんなこと言うんだと家に帰ってきて憤慨していたものですが
今は貴重なアドバイスをしてもらったと、とても感謝しています。