柳生真吾さんが亡くなったのは去年の4月の終わりだったと思う。facebookに八ヶ岳倶楽部の人が書き込んでくれていて、朝起きてそれを目にした時は、一瞬なにが起こっているのかわからなかったほどだ。私は柳生真吾さんの知り合いとまでいえないし、直接お話しをさせてもらったのは、バーで3時間くらいだけ、
柳生真吾さんの印象はとても素敵な人
バーでよくいっしょになり、挨拶くらいはする仲だったのだが、一度だけバーで車のことと、311の原発のことや、当時いっしょうけんめい震災復興のために行われていたスイセンプロジェクトのことなど話をさせてもらった。
月並みすぎる言葉だけど
「素敵な人」
嫌味なくかっこいい。顔がとてもハンサムとかではない。背は高く痩せていて、山羊みたいなひげを生やして、長髪。いつも帽子をかぶっている。最初は柳生博さんの息子でかっこつけてるだけだろうって少し思ってた。でも話ししてみて、本当に良い人だった。3時間で大ファンになった。facebookにもコメントしたりして、なんかうれしかった。
その後柳生真吾さんは、バーに現れなくなり、8月にfacebookを書かないとにして、それから12月くらいには入院していたみたい。親しい仲良しはみんな知っていて、でも絶対に他人には漏らさなかった。それだけ絶大な人気が友達たちにもあった。すばらしい人、素敵な人。
八ヶ岳倶楽部でお別れ会があった
facebookに連休明けに柳生真吾さんのお別れ会をやりますという告知があって、行きました。今思い出しても涙がでますよ。祭壇みたいなところに、真吾さんが素敵に笑っている1m以上の写真。もうほんとたまらなかったですね。本当に沢山の、沢山の花花花。真吾さんが大好きだった花が飾られていて、素晴らしい人だったってことを改めてわかった。
祭壇みたいなところでると、お父さんの柳生博がまったく見ず知らずの僕らにも、「今日は真吾のためにわざわざありがとうございます。」と一人一人に丁寧に挨拶されていた。
子供に先に死なれたしまった父親の気持ちを思うと、もうたまらなかったなあ。
今も思い出す
真吾さんにはバーでもよくいっしょになったし、スーパーでもいっしょになった。どこでも輝いていた。いまでも鮮明に思い出せるよ。オーラが違うって言い方がぴったりな人だ。
あんな人になりたいなあ、めざそう。と思う。
あんな素敵な慎吾さんと、ほんのすこしだけだけど一緒にお酒を呑んだり時間を共有できたことはすごくいい思い出だな。
また八ヶ岳倶楽部に行ってみようかな