北杜市でも、白州町武川町須玉町あたりは地価が安いけど、大泉町高根町長坂町あたりは比べると高い

北杜市に移住しようとか、家を買おうとかするときに、中古物件を買うか、土地を買って新築するかになる。私が思うには、良い土地が予算内の価格で購入できるなら、安い住宅メーカーや工務店で新築を建てたほうがいいと思う。中古物件でリフォームせずにこれは住めそうだと思う物件は2000万円以下ではなかなかない

土地の価格は町でかなり違う

土地の値段は、立地とか日当たりとかいろんな条件でかなり違ってくるのだけど、北杜市でも南の方の、須玉町、武川町、白州町はだいたい高くない。坪1万円前後から土地を手配することができる。

もし従来の住民の人から土地を分けてもらえれば、かなり安く手に入ると思う。

ところが、大泉町、小淵沢町、高根町、長坂町あたりは、坪1万で買えるところはかなり少ない。あることはあるけど。高いところだと坪6万円くらいすると思う。都会に比べたら微々たる金額だとは思うけど

新規の分譲は150坪から

北杜市は条例で、これから新規で分譲する土地は150以上という規制がある。だから坪1万でも150万はする。150万の土地は武川白州あたりにはけっこうあるが、大泉町とかの別荘地になるとあまり見かけない。あったとしても林を伐採しないといけないとか、管理別荘地で管理費が高いとか安いにはわけがあるわけだ。

薪ストーブ、ペレットストーブは趣味

北杜市に移住して別荘地みたいな自然に囲まれたところで過ごしたいという人にとって、薪ストーブは憧れかもしれない。最近はペレットストーブという、木くずを固めたエコな燃料を使えるストーブもある。

でもね、あまりおすすめできない。
薪ストーブは薪の確保やメインテナンスが大変なんだ。知り合いでも薪ストーブを使っている家が何件もあるけど、薪の確保がかなり大変だという。薪を買うとすると石油よりもかなりコスト高になるし、置き場所とか考えると頭の痛い問題だ。

ただ薪ストーブの遠赤外線の暖かさというのは魅力的だ。かなり暖かい。真冬でもTシャツで過ごせるほど。

面倒でも、木を軽トラで運んできて、家でチェーンソーで小さくして、薪割り機で撒きを割るという人にはいいかもしれない。薪割り機がなくても、斧で薪割りをする自信があれば、止める理由はまったくない。

ペレットストーブは火力が薪ストーブほどでないので、寒い地域には向かないという話を聞いたことがある。ペレット自体がすごく安いわけでもないので、もし気力体力があるなら、薪ストーブのほうがいいと思う

そして、薪ストーブもペレットストーブも煙突がいるんだ。この煙突、掃除をしないといけないんだけど、鳶でもない限り自分ではできないからね、1年か2年に清掃料の2、3万がかかる

やっぱり理想は、床暖房+エアコンで過ごせるような断熱がしっかりした建物だ。
そうなると、中古物件では心もとない。新築でやすい建物でもちょっと高級な断熱材を入れ、窓ガラスはもちろん二重にする。そしたら、床暖房+エアコンで一年中すごせる。

いくら山の中で標高1000m以上でも、夏場30度以上になる日が数日ある。
そんな日は、暑いのは我慢できるけど、湿度が耐え切れない。ジトジトしすぎて、熱くてムシムシする日にはエアコンを一日に1時間か少しかければ問題なくなるから、夏場もエアコンがあったほうがいい。

日当たりが悪い標高1000m以上の場所だと、8月の最終週くらいから暖房が少しだけほしくなる
エアコンがあれば、少しだけ暖房すればいいから、ほんと便利だと思う

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